報道ステーション

『報道ステーション』 - 「今日、何があったか」を伝える定番ニュース番組

メディア紹介No.030 - 『報道ステーション

 

スペック
運営者: 株式会社テレビ朝日
デバイス: TV
形式: 音声, 映像
フィールド: 総合
更新頻度: 毎日(平日21:54-23:10)
アクセス: テレビ朝日系列のチャンネルで平日21:54~

 

紹介文
『報道ステーション』は、良くも悪くも話題性のあるニュース番組で、ほとんどの方にとっていまさら紹介されるまでもないと思いますので、ちょっと趣向を変えた紹介文にしてみました。
『報道ステーション』は、ニュース、スポーツ、円相場・株式市場、天気などについて、マスメディアらしく、広く多くの不特定多数者に向けて情報発信を行なっています。
インターネットが広く普及するまでは、テレビ放送・新聞が国民の情報ネットワークに大きな役割を果たしていました。特にテレビ放送は電波という共有財産を利用した情報配信事業であり、高い公共性が求められてきましたし、これからも求められるでしょう。
電波の共有財産性こそが、現在のマスメディアが、過去も今後もマスメディアで在り続けなければならない理由です。新聞がマスメディアで在り続けなければならない理由は、当の新聞社の社内的事情を除いて存在しないのですが、テレビ放送は上記の理由からマスメディアで在り続けなければならず、ある特定者のみに向けた放送を行なうことは基本的に許されません。
ところで、昔のことはよくわかりませんが、現代に「マス」と呼びうるだけの十分に等質的で均一な国民が存在するのかどうか、筆者には疑問です。マスメディアと呼ばれるテレビ放送の発信者にとっても、おそらく「マス」という対象を想定することが難しくなってきているのではないでしょうか。
個人的な話になりますが、筆者の周囲の話や、過去に見聞きしたなかで、『報道ステーション』を好きだという意見、あるいは『報道ステーション』を称賛するような意見というものは記憶にありません。番組への様々な批判は確かにありますが、番組がけっして好意的に評価されないことの本質的な要因は、本当はどこにもない虚構の「マス」を想定して発信するという現代マスメディアの根本的なスタンスからくるのだと思います。大手ドラッグストアの店頭呼び込みのように、「私に向かって語りかけられているわけではない」とすべての視聴者が感じているのでしょう。
しかし、誰もが「私に語りかけているわけではない」と思い、好意的な思いをもっていないにもかかわらず、実に多くの方が『報道ステーション』を視聴しています。
現代マスメディアの象徴として、『報道ステーション』はある意味で見事にマスメディア足り得ていて、メインキャスターの古館伊知郎氏は「どこにもいない誰か」に向かって日々語りかけます。
誰からも好意的に評価されないという点と、にも関わらず多くの視聴者を獲得しているという点。この一見相反する二つの点こそが『報道ステーション』を含めたマスメディアが貫き通すべきコアコンピタンスだと思いますが、映像・音声を配信するテクノロジーを排他的に利用できなくなってきた昨今の状況下において、共有財産としての電波を利用するテレビ放送がいい意味でマスメディア性を保ち続けることが出来るか否か、「どこにもいない誰か」に向かって日々語り続けられるだけの理念と誇りを保ち続けられるかどうか、マスメディアは近代という時代の遺物となるのか新しく生まれ変わることができるのか、注目し続けたいと思います。

 

以上。

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    • さわ
    • 2011年 3月 17日

    茨城県那珂市の市民です。
    こちら震度6強での被災地です。食糧や水が無くて避難所では二日、三日何も食べられない年寄りが大勢います。
    若い方は調達出来ますが、体の不自由な年寄りには無理です。自分の知る限りでは日立市、高萩市、北茨城市でも知り合いから同じような状況だと聞きました。
    このままでは餓死や脱水症状になる方が大勢出ます。
    東北が酷いのは分かりますが、こちらにも救援物資を至急お願いします。
    避難所の年寄りがテレビで東北の避難所の水や食糧が配られてるを見たり、東北地方太平洋沖地震とゆう文字を見て、『茨城は国から見捨てられた』っていうセリフを言ってます。
    東北は電気ガス水道がダメ。でも配給がある。
    茨城はガス水道配給がダメ。でも電気がある。
    電気があっても水や食糧が無いと人間生きていけません。
    皆さんの認識ですと、被災地は東北だけかもしれませんが茨城の、特に県北は酷い被災地です。那珂湊では約5mの津波もきて、流された人もいます。
    PCが地震で壊れた為、国や行政へ知らせる手段が分かりません。
    何とかこの現状を国へ知らせて下さい。お願いします。

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