ユリイカ

『ユリイカ』 - 詩と批評を中心とした総合芸術誌

メディア紹介No.055 - 『ユリイカ

 

スペック
運営者: 株式会社青土社
デバイス: Paper
形式: テキスト
フィールド: 人文
更新頻度: 月刊(毎月27日)
アクセス: 書店, amazon, Fujisan.co.jp

 

紹介文
『ユリイカ』は、現代詩と芸術を扱った専門誌で、1969年創業の青土社によって出版されています。

近年では漫画・ゲーム・アニメなど、サブカルチャー色を強く打ち出しています。毎月、何かタイムリーな社会的事象を取り上げたり、特定の人物を取り上げたりして特集を組んでいます。専門誌とはいえ一般にも十分読める内容ですので、興味がある特集が組まれている月などに買ってみてはいかがでしょうか。ちなみに筆者は現代詩についてはまったく不勉強なのでさっぱりですが、それでも興味をもって楽しく読むことができます。※ただし、現代詩を除く

 

プレビュー

2010年9月号の『ユリイカ』は8月27日発売予定で、<10年代の日本文化のゆくえ ~ポストゼロ年代のサバイバル~>という特集が組まれています。

予定ラインナップとして、東浩紀さんらによる対談や、川上未英子さんへのインタビュー、また「10年代の日本文化のゆくえ」に関する多くの論考が収録されるようです。

ちなみに東浩紀さんというと、最近声優の平野綾さんがグータンヌーボというTV番組で恋話をしたのにファンが発狂して殺害予告まで…、というニュースに対してtwitterで「そもそも処女を求める男性なんてオタクしかいないんじゃないのか疑惑」と発言し、ちょっとネット上で話題になった方です。ちなみに彼は自身がオタクであると自認しているのですが。

そんなつまらないことよりも、東氏は表象文化論や情報社会論を中心とするサブカルチャー系評論家で、今年に小説『クォンタム・ファミリーズ』で第23回三島由紀夫賞を受賞された方です。

 

以上。

  1. 2010年 8月 14日
  2. 2010年 8月 14日

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